メルボルンに滞在して1ヶ月経ったよ。

あっという間という感覚はなく正常な感覚なので軌道修正して少しは危機感を持って過ごすことができたのだと思う。
最初の1ヶ月がどんな感じなのか以下の項目でざーっとまとめようと思う。

  • 入国
  • ホームステイ
  • 入学オリエンテーション
  • クラス
  • 銀行
  • 観光
  • 交友関係
  • 英語力
  • 所感

入国

特に事前に調べたりしなかったので一瞬で終わってびっくり。入国に際して面倒がないように飲食物や薬は持たなかった。未開封のコンタクトレンズと未開封のビタミン剤だけ持ったけど英語のパッケージなので何か聞かれても読んでもらえば済むと思って何もしなかった。
結果は上述の通りで、入国は機械だし税関も素通り。

ホームステイ

これは後日ハウジングとして別でまとめる。
当たり外れというよりは人と人との関係性なので一概に言えない。
客観的な部分で言うと僕のホームステイ先のホストマザーは料理が大好きな方で1ヶ月通して同じメニューは出なかった。とても美味しくて個人的には日本人好みの味だと思う。
立地は中心部である CBD (Central Business District) までバスと電車の乗り換えがスムーズにいけば1時間強というなんとも言えない距離だった。が、これは大半のホームステイがそうだと思う。
僕は電車通学/通勤ということをしたことがなかったので1ヶ月で疲れてしまった。日本でそういった生活に慣れている人ならへっちゃらかもしれない。
交通事情についても別途まとめるつもりだ。

入学オリエンテーション

8:45集合だった。早い。
僕の通っている学校は学生 (語学学校は学生よりは生徒なのかな?) が多いことは事前に知っていたので驚かなかったがざっと60人以上の新入生がいたと思う。色々な国の人がいてホッとした。
説明を英語でされるわけだが、僕含め半数以上が基礎クラスに入るような感じなので説明を理解できなくても大丈夫だ。
先方も理解してもらえるとは思っていないようで、各言語に翻訳された注意書きが配られるのと、一番最後に出身国毎に分かれて各言語話者の先生もしくはアドバイザーから入学オリエンテーションの概要説明をしてもらえる。その際に不明点をまとめて聞けば良い。
通常英語の語学学校には English Only Policy があり英語以外話すことができないため、日本語を話すことが許可された部屋に入った時の安心感といったら言い表すことができない。その際に日本人のLINEグループを作成した。15人くらいいたようだ。
みんな自立した人々だし、決意を持ってここにいるので、あまり日本語で馴れ合う様子は感じない。

このオリエンテーションで軽いテストを行って翌日からのクラス分けが行われる。入学人数が多いため英会話のテストは上級クラスの学生が行なっており、上級クラスとはいえ聞き取りづらかった。

クラス

上述のオリエンテーションの翌日に学校に行く (8:15までに来るようにとのことだった) とクラス発表があり 8:30 からそのままクラスが始まった。僕が入ったクラスは既に1ヶ月共に過ごしてきたメンバーが大半で新入生は僕を含めて2人だった。最初は不安だったもののみんな垣根を作らないフレンドリーな人たちですぐに仲良くなれた。
学習内容は基礎の基礎で現在形と現在進行形とかそのレベルからだった。それでもたまに間違えるので自分の英語力に何度も幻滅した。

オリエンテーションでも感じていたがタイ人が多い。クラスの出身国の内訳はタイ8人、韓国2人、トルコ2人、日本2人、コロンビア1人、ブラジル1人。
タイ人に恨みはないしとてもフレンドリーで話し方も個人的にかわいくて好きなのだが、発音が異次元で驚愕することが度々あった。トラベルとか5回聞き返してわからなくて意味を説明してもらったほど (以前インド人と話した時も相手が英語を話していると思わなかったくらいなので僕のリスニング力が低いだけかもしれない)。

銀行

クラス初日の放課後すぐに銀行口座を作りに行った。事前に複数の日本語の体験ブログを読んで作成予定の銀行のウェブサイトにざっと目を通しておいたので準備は万端だった。スクールメイツの話を聞く限りでは僕はかなりスムーズに開設できたのだと思う。こちらもざっとだが現地通貨の確保についての記事に書いた。

観光

観光者気分を味わえるうちにできるだけ観光しておきたくてちょこちょこでかけた。伝統的な建物がたくさんあるので毎日幸せな気分になる。
僕はオーストラリアに向かう飛行機の搭乗前に慌てて Kindle Unlimited にてオーストラリアのガイドブックをダウンロードして機内で読んだくらいで観光地には全然詳しくない。

郊外のホームステイから途中で CBD 内でのフラットシェアに切り替えることを検討している人におすすめなのは、郊外ホームステイ中に郊外の観光地を巡ること。CBD 内の観光やショッピングなんていつでもできるので、郊外の定期券 (myki pass) があるうちに遠くへ出かけておこう。こちらも交通事情にもう少し詳しく書きたいと思う。

あとは学生証があるうちに沢山観光すること。美術館、博物館、動物園など至る所で割引適用になる。博物館は無料だった。

交友関係

男性のギリホリは果たして友人ができるのかという問題について。
結論からいうと年齢なんて全く関係ないと思う。自分から距離を取るような真似さえしなければ日本人は若く見られがちなので誰も何も気にしない。自分から積極的にいこう。
個人の主観ではあるが、語学学校に通っている日本人男性は18~22歳がとても多くてそれ以上の年齢の人にはまだ2人しか会えていない。日本人女性は10代には会っていないが20~35歳くらいで比較的満遍なくいる印象を受ける。

他国出身者とのおすすめの交流方法としては、学校が朝早い反面お昼過ぎには終わるので、クラスメイトと遅めのランチを食べに行くこと。特に自分よりも長くいる人ならメルボルンにある自国料理の美味しいお店の調査も済んでいることが多く、喜んで連れて行ってくれる。
僕は辛いのが苦手なのだけど、タイ人のクラスメイトやその友人達とタイの激辛料理を食べに行ったりしたらすごく仲良くなれた。タイでは人気のある顔をしていると言ってもらえたので結婚できそうもなかったらタイに行く予定だ(真顔
あとはメルボルンを選ぶ人は珈琲好きが多いのでおすすめの珈琲ショップをよく尋ねている。今のところ自分で見つけたお店が一番好きだけど。

あとは筋トレ。テストステロンさんも言っているように筋トレは世界共通の話題なのでとても便利だ。タイ人と韓国人と一緒に筋トレしにも行ったし食事の話題もよくした。彼らはとてもマッチョで尊敬している。

英語力

それで結局1ヶ月でどのくらい話せるようになったのかって話について。
ありがちな会話パターンに慣れたので簡単な質問と返答に関しては入学前より圧倒的にスムーズな受け答えができるようになった。
その環境にいれば耳が慣れるとよく言われるように聞き取るだけなら割とできるようになる。これは電車の中でも思うことなので余程早口な人や鈍っている人、喧騒の激しい中でない限りは聞き取れる。意味を理解しようとしながら聞いていると一文が長い場合途中でわからなくなる。それは英語のまま理解できておらず一度日本語に直す癖が抜けていないためだと思う。

ボキャブラリーは増えていない。が、アクティブな単語が増えた。つまり、今まで知ってはいたけど使わないから記憶の奥底にあった単語がよく使う単語として定着した。
ライティングも伸びていないと思う。これは僕の怠惰なのだがライティングのクラスでないため学校で英文を書く機会がほとんどなかった。
リーディングも伸びていない。曲がりなりにも修士号を取得しているので英語の論文も読んでいたし日々の業務でも英語を読む機会はあったので特に変化は見られない。
発音は少しだけマシになったと思う。先生が定期的に注意してくれるので以前よりも自分の発音と真剣に向き合うようになってきた。とにかく発音記号を正確に発音できるようにしたい。

1ヶ月の学費は約10万円なので費用の割にはリターンが小さいかもしれないが生活も含めて楽しむことを選んだので今のところ満足している。

所感

僕の正直な感想を箇条書きするが斧は投げないでもらいたい。適宜追加したいと思う。
  • 臭い
  • 寒い
  • 街並みがとても綺麗
  • 壁には常に謎のペイントがあり僕は嫌い
  • 鳥多い (2回糞の被害にあった)
  • ゴミ多い (ポイ捨てする人が多い)
  • 日本よりは赤の他人との会話がある
  • ホームレスが結構多い
  • ホームレスは結構お金貰っている
  • ホームレスにご飯の差し入れをする人が結構いる
  • メルボルンは想像以上に小ぢんまりしている
  • バス内の治安が良くない (喧嘩してたり運転手に怒鳴りちらしたり突然大合唱始めたりなど)
  • バスの運転手は優しいけど運転荒い人が多い
  • 都市部への通勤電車内はみんなスマホいじっていて会話はない
  • 都市部の開発が進んでいて勢いを感じる
  • 銀行の金利がとても良くて最高
  • 朝とにかくみんな珈琲持ってるし至るところで珈琲行列できてる
  • 朝トラム内で化粧してる人も稀にいる
最初の1ヶ月をざっと振り返ってみたら意外と多くのことを学んでいる気がしてきた٩( 'ω' )و
次の1ヶ月はもう少し勉強に注力できるはずなのでがんばりたい。

Cheers