現地口座への資金移動についてまとめたよ。

どうやって現地通貨を入手するのかという問題について。
結論から言うと空港・街中の両替所や銀行送金などは割に合わないのでプリペイドカードであるキャッシュパスポートマネパカードを使うと良いと思う。
ただし申告した上で数百万円単位で日本円を持ち込んで、 KVB のオフィスなどで一度に両替するともっと安いかもしれない。もちろん危険も伴うので僕はやりたくない。

なぜ資金移動が必要なのか

住民票を抜く場合、日本の居住者ではなくなるため、プリペイドカードの口座を維持することができない。なので現地口座開設後速やかに資金の移動を行う必要がある。
住民票を抜かない場合、プリペイドカードを保持したままそのカードで支払い続けることができる。しかしその際も支払いの度に機械にカードを挿入してピンコードを入力してと他の人の5倍くらい時間がかかる(現地銀行発行のデビットカードならかざすだけで済む)。
更に言えば翌年の住民税なども支払う必要があるため得策と言えないと思う。

以上の理由からプリペイドカードから現地銀行口座へ資金を移動させて現地銀行発行のデビットカードで日々の支払いをするのが最も良いと言える。

プリペイドカードでの資金移動

以降僕が行ったプリペイドカードでの資金移動について記載する。
大まかな手順としては事前にプリペイドカードに現地通貨を確保しておき、入国後 MasterCard 対応の ATM (通常対応している) にてキャッシュを引出 (withdraw) してそれを現地で開設した銀行口座 (banking account) に入金 (deposit) する。

引出し (withdraw) 

銀行大手である NABCommonwealth の ATM であれば一度に最大 $2,000 まで引き出せる(2019年7月時点)。手数料は MasterCard で $2.50 と現地銀行 ATM の手数料 $3.0 で合計 $ 5.50 なので大きな資金移動では手数料もそこそこかかる。1日の引出上限もあるため、時間もかかるだろう。
注意点としては街中の吹きっさらしの ATM では引出し限度額が極端に少ないので手数料負けするのと、外で引出すのは危険なのでおすすめしない。銀行内の ATM で引出し速やかに入金するべきだろう。セブンイレブンの ATM でも試してみたが最大 $900 だったので使わなかった。
2019.7.4 追記: キャッシュパスポートは日本円15万円相当が上限らしく本日のレート約 75.5円 / $1 だと $2,000 は引き出せないようだった(友人と確認した)。

入金 (deposit)

現地銀行口座への入金に関しては一応 ATM でもできるようだが紛失リスクがあるため僕は窓口で行った。入金したい旨を伝え、機械にカードをかざしキャッシュを係員に渡せばよい。係員が金額を尋ねた上で機械で確認し入金処理をその場で行ってくれる。必ずレシートをもらう。
その他、窓口に並びたくない場合は所定の封筒に口座番号と金額を書いて所定のボックスに入れるというシステムもある。その場合も結局人力で数えて入金するため反映に時間がかかるし紛失リスクがないとも言えないのでおすすめはしない。
2019.7.4 追記: 本日友人と Commonwealth を訪れて係員に入金したいと伝えた際に ATM を案内されたのでこちらは紙幣の正確な識別ができるのかもしれない(要出典)。

僕は毎月の手数料が無料の NAB の口座を開設しているので維持自体にお金はかからない。更に Saving 口座も開設してありそちらの口座は金利ボーナスも上乗せされて 2.3% なので大半の資金を Saving 口座に移動させた。Saving 口座から Checking 口座への資金移動も無料なので、必要になったら都度 Checking 口座に移動させればよいだろう。

その他

銀行口座の開設についても大まかな流れを記載する。
まずは開設時期。これは入国後速やかに行わなければいけない。数週間過ぎると必要な書類が増えて手続きが大変なのだとか。
パスポートとビザの発給証明書、入国の際に乗ってきた飛行機の搭乗券、現地での連絡先を控えてサービスカウンターへ行って口座を開設したいと伝えればよい。
僕は NAB で開設するにあたって事前にオンラインで口座を開設しておき、本人確認とオンラインバンキングの開設だけ実店舗で行った。デビットカードは滞在先に郵送してもらった。3日で届いた。

郵送物の案内通りにアプリ上からアクティベートした時の様子。
こんな感じで郵送されてくる。これは本当に謎なのだけど、人によっては1枚しかカードが来なかったり、カードの色として選択可能な黒かピンクが指定した色と異なっていたり、Eメールでは発送したと言っているのに一向に届かないなど不思議なことが多発していた。

僕のカードもよく見るとそれぞれのカードの名義表記が少し異なっている。しかしながらアプリ上で2枚とも無事にアクティベートできて使えているので放置している。
(アクティベート後右上のアクティベートする旨のシールはすぐに剥がすこと。気付かずに付けたままの友人がいた。)


人口・経済共に上向いている国なので銀行も増えており、金利も良いし手数料もかからず、支払いも基本的に銀行のデビットカード(居住費の支払いなどはオンラインバンキングからの送金)で完結するのでこれらの点について日本よりも圧倒的に分があるといえる。
日本では最近ファミマとセブンも参入したと聞いて決済サービスの群雄割拠というかなんというか... どこも覇権が取れず悲惨な結果にならなければ良いなと思う。

Cheers